古いクルマに追突してしまった時にありがちなトラブル!対物超過損害特約をつけましょう

こんにちは、ごんごんです。

本日は自動車事故のトラブルシリーズで、相手の古い車に追突してしまった時にありがちなトラブルについて紹介します。

追突の場合は基本的に保険で100%賠償可能

不注意で相手の車に追突してしまったというのはよくある話です。

追突してしまった場合には、基本的にはこちらが100%悪いので相手の損害を賠償しなければなりません
基本的には相手のケガに伴う治療費や慰謝料、休業損害、相手の車の修理費、必要であればレンタカー代などです。
こうした相手への賠償については、任意保険に加入していれば基本的には全額保険から支払いができます。
つまり、免責金額などをつけていない限り手出しは発生しません。

追突意外にも赤信号無視や、センターラインオーバー、停車中の車にぶつかったなどの事例も100:0となりますので、同様です。

トラブルになるのは相手の車が古い場合

トラブルになりやすいのは相手の車が古い場合です。
具体的には相手の車が深謝で購入してから10年以上経過している場合、損害の賠償額について非常に揉めることが多くなります。

先程、追突のようなケースでは保険金で相手の損害が全額賠償されると書きましたが、一体なにがトラブルになるのでしょう?
実は、損害保険の賠償においては対象物の時価が支払いの上限になるため、修理費が満額でないという問題が発生しがちなのです。

相手に追突してしまって、相手の車の修理費が50万円だった場合を考えてみましょう。
下の図の①のように、相手の車がそこそこ新しい場合は時価額が100万円くらいついており、修理費50万円が支払いできます。
この場合はよほどのことがなければ相手の修理が終われば無事に示談できることが多いです。

しかし、②のように相手の車が古く、時価額が20万円しかつかないような場合は支払いが20万円となってしまいます。
この場合、相手が修理を希望しても30万円分が不足してしまいトラブルになってしまうことが多いです。

なぜこんなことが起こるのか?

前提として、民法では相手に損害を与えてしまった場合は原状回復できるようにしなければいけないと定められており、損害保険もこの原則に従います。
つまり事故の前の状態に戻る、プラマイゼロの状態になるように支払いを行うため、事故前より得をするということは許されていません
相手の車が古くて時価額が20万円にもかかわらず50万円支払ってしまえば、相手は30万円分得をしたことになってしまうのです。

付け加えておくと、相手の車の賠償に関しては修理するかどうかは関係ありませんが、修理するといくらかという視点で損害額を算定します。

相手にとっては修理しても差額が30万円発生しますし、20万円だけ保険金を受け取っても中古の非常に安い車しか買えません。
当然、トラブルになりますし、大体の場合は「保険金で支払えないならぶつけた当事者が払え」という流れになります。

追突した側はどうすればいいのか?

法律に則れば、相手の車の時価額が20万円の場合には、例え修理費が50万円であっても20万円を賠償すればあなたの賠償責任を果たしたことになるのです。
相手がいくら差額を払えと言っても、賠償義務はないのですから無視しておけばいいのです。
相手がエスカレートしてきた場合は脅迫などで訴えるケースもたまにあるようです。

しかし、普通に考えるとこちらが追突しておいて上のような対応はなかなか厳しいものがあります。

現実には、保険会社の方で少し相手への支払いにイロをつけるなどの手段を模索することが多いです。
もちろん根拠がなければ支払いはできませんので、ネット中古車業者などの販売情報から類似の車が25万円で売られているのを見つけて時価額を25万円に引き上げるなどです。

保険会社としても契約者のために手を尽くしますが、やれることは限られており、今回のように30万円の差額が出てしまうと厳しいと言わざるを得ないでしょう。
相手が差額を支払うか突っぱねるかは契約者自身の判断に委ねます。(当然アドバイスはします)

こうしたトラブルを避けるには?

こうしたトラブルを避けるために「対物超過修理費特約」という最適な特約があります。

この特約は、相手の車の修理費が時価額を上回った場合に上乗せで修理費を支払いします。
相手の車が買い替えでなく修理することが前提になりますが、相手にとっては修理の負担もなくなりますしトラブルになる可能性も急激に下がるでしょう。

特約の保険料も1,000円程度と高くないので、私の体感では国内大手損害保険の契約にはほとんど付帯されています。
インターネットなどで加入するタイプの保険では自身で外している場合もあるかと思いますので、お手元の保険証券を確認していただければと思います。
(会社によって特約の名前は違いますが、似ているのでだいたい分かるはずです)

正直、こちらの特約は必須だと思いますのでぜひ付いていない方は追加をおすすめします。

まとめ

今回の記事の概要は下記です。

・相手の車に追突してしまった場合は、100%相手への賠償責任を負う
・基本的に相手への賠償は保険で対応可能だが、相手の車が古く修理費が時価を上回った場合は時価が保険金支払いの上限となりトラブルになりやすい
・こうしたトラブルを防ぐためには「対物超過修理特約」をつけておくべき

少しでもご参考になれば幸いです。

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