無保険車相手に交通事故を起こすと非常に困ったことになる件!車両保険と弁護士特約は必須

2020年9月6日

こんにちは、ごんごんです。
前回は任意の自動車保険について解説をしました。
任意保険に入っていないと交通事故の際に、補償範囲と補償金額が十分でないという内容でした。

では、自分が任意の自動車保険に入ってさえいればいいのでしょうか?
実は、自分が自動車保険に加入していても相手が無保険車だった場合は非常に困ったことになるのです。

今回は、無保険車相手の事故についてよくあるトラブルを私の経験をもとに解説します。

相手が無保険だった場合に何が困るのか?

相手が無保険だった場合に何が困るのでしょうか。
相手への賠償と、自分の損害への補償に分けて考えてみましょう。

相手への損害賠償:基本的に問題なし

任意の自動車保険に加入する場合、相手の車やモノに対して賠償する対物賠償責任保険や、相手のケガや後遺症、死亡に対する対人賠償責任保険は基本的に付帯されています

つまり、保険を使用して相手への賠償を行う場合には基本的に困ることはありません。
相手の損害が小さい場合は保険を使わず自腹で賠償をした場合がお得な場合もありますが、それは加入している保険会社の担当者がアドバイスしてくれると思います。

自分の損害:相手次第では面倒なことになる

自分のケガや、車の損害については、相手が無保険の場合には面倒なことになることがあります。
ケガ(人損)と車(物損)に分けて解説をしていきます。

自分のケガ

自分のケガについては、自身の任意保険で人身傷害保険に入っていればほとんど問題ありません
人身傷害保険は、一般的な乗用車の保険だと基本的には付帯されているはずです。

人身傷害保険に入っていれば、自身の保険から治療費や、慰謝料、休業損害などが支払われます。
仮に自身が追突をしてしまったというような相手に責任(過失)が全く存在しないような事故でも、人身傷害保険は補償対象になるので相手に関係なく通院等が可能です。
相手に責任がある場合についても、場合によっては自身の保険会社の人身傷害保険で先に支払いをしておいて、保険会社から相手に請求という流れも可能ですので相手と交渉などの負担がなくて済みます。

1つ注意点があるとすれば、安さを謳っている自動車保険の場合は人身傷害保険がついてない、あるいは3,000万円程度の少額になっているケースがあります。
人身傷害保険は必ず付帯し、金額は最低でも5,000万円、できれば1億円くらい設定するとよいでしょう。
保険料はさほど上がりません。

自分の車

無保険車相手の事故の場合、一番問題になるのが自身の自動車の損害です。

自身の車の損害を保障する車両保険に入っていれば基本的に問題はありません。
なぜなら車両保険に加入してれば自身と相手の過失割合に関係なく自身の保険会社から補償を受けることができるからです。
しかし、車両保険に加入していない人はたいてい揉めます

自身の車が無保険車との事故で傷ついてしまい、修理が必要という状況を考えてみましょう。
車を普段遣いしているのですぐにでも修理をしたいのですが、相手は無保険ですので自腹であなたの車の修理費の一部を負担することになります。
しかし、無保険車に乗っている人は「お金がないので保険に入っていない」という人が多く、まとまった額の修理費を支払うことはできません。

両者に過失がある事故なら、相手の車にも賠償をするので相殺して払うということも可能ですが、被害事故の場合はまさに「ない袖は振れない」状態になってしまうのです。

保険会社がそのような相手に無理やり金銭を引っ剥がすようなことはできないので、長引きそうなら弁護士を入れるという対応も考えられます。

最悪のケース:自身が全く悪くない場合

自身に過失がまったくない事故の場合は最悪です。
具体的には、追突された、相手が赤信号を無視した、相手が対向からセンターラインを越えてぶつかってきたという場合です。

自身が車両保険に入っていなければ、車の修理費も保険会社からは支払いできません。
また、被害事故なので相手への賠償義務も存在しません。
こうした場合には、保険会社は相手との交渉が全くできないのです。
つまり、被害者であるあなたが相手と直接やり取りをする必要が生じます

これは、相手との交渉業務が国家資格である弁護士の専売特許であり、保険会社に交渉が認められていないからです。
相手への支払いが生じる対物賠償保険や対人賠償保険の場合のみ例外的に保険会社の交渉が認められているに過ぎません。
保険会社としても「交渉できません」と契約者に伝えるのは心苦しいのですが、法律で定まっておりどうしょうもないのが現実です。

ちなみに、自身の車を修理しようと思っても修理工場は着金のめどがないと修理をはじめないことが多いです。
これは、修理費を回収できないと工場としても困るからで、修理をする場合はあなたが一時的な立替を行い、相手に請求しないといけないケースが多くあります。

こうしたことを踏まえても無保険車相手の事故というのは当事者は非常に消耗します。
自身に責任が全く無く、相手が100%悪く、保険にも入っていないという状況にも関わらずです。

トラブルを防ぐためには?

無保険車との理不尽なトラブルを防ぐためにはどうしたらいいでしょうか?
解決策は大きく2つあります。

車両保険に加入する

まずは車両保険に加入をしましょう。
車両保険に加入すれば、過失割合で相手と揉めたとしても保険会社が修理代を払ってくれます。
保険会社が修理代を払ってくれた後は、相手への賠償請求権が保険会社に移行するため、交渉は保険会社が相手と勝手にやってくれます。
自腹を切るわけでないので過失交渉などは保険会社に一任すれば、理不尽な相手と関わることで無用なストレスは生じません。

弁護士特約を付ける

弁護士特約を付帯するのも有効です。
弁護士特約は事故が揉めた時に一定額までは弁護士費用を負担してくれる特約です。

先程述べた、保険会社が相手と交渉できない場合に特に力を発揮し、弁護士の先生が相手と交渉を行ってくれます。
相手が支払いを渋っている時は裁判なども行うケースもあり、非常に心強いです。

まとめ

無保険車相手の事故についてトラブルになる点について説明しました。
概要は以下です。

・無保険車相手の事故では、特に自分の自動車の損害についてトラブルが多い
・相手の無保険車が100%悪い事故で、自身が車両保険に入っていない場合は保険会社が交渉できない
・トラブルを防ぐためには、車両保険と弁護士特約に加入するのが有効

少しでも参考になれば幸いです。

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