東大生の実家はお金持ち?東大生の実態調査を紐解く②

2020年1月24日

こんにちは、ごんごんです。
今回は東大学生委員会が毎年発表している「 学生生活実態調査の結果報告書」について、家庭の状況にかかわるところをかいつまんで解説をしていきたいと思います。
現時点で最新の2018年(第63回)のものを用います。基本的にグラフの出典は2018年度版の調査報告書で、作成者はごんごんです。

前半については以下を御覧ください。

東大生の実家所在地は?

東大学生委員会「学生生活実態調査の結果報告書」にみる東大生の実家所在地
東大生の実家所在地

年によって差はありますが、関東地方、特に東京出身の割合が高まっていることがわかります。
特に2018年は関東地方出身者の割合が69.7%となり、過去最大となったそうです。
実態調査の中でも、関東地方出身の割合は2012年以降増加していると言及されており、この傾向は男女ともにみられるということでした。

東京都、あるいは首都圏に住んでいる方は子供の教育に時間とお金を使うとよく言われますが、それが東大生の実家所在地に表れているのかもしれません。

世帯の年収額分布(万円)

東大学生委員会「学生生活実態調査の結果報告書」にみる東大生の実家世帯年収
東大生の実家の世帯年収

厚生労働省の「平成30年 国民生活基礎調査の概況」によると、世帯の平均年収は552万、中央値は423万円でした。
東大生の世帯は平均こそわかりませんが、中央値は950~1050万円ということがわかります。
私は奨学金を借りてアルバイトもよくシフトを入れていましたが、周りの東大生もを見て、実家が裕福なんだったなと思うことがよくありました。
特に都内出身の東大生は実家も近いですが、一人暮らしをするために高級住宅地にマンションを買ってもらったりという話はよく聞きました。

終わりに

さて、別の機会に触れたいと思いますが、ファーストジェネレーションという言葉があります。
これは両親が非大卒であり、大学を卒業した人のことをそう呼びます。
裕福な家庭で生まれた子供が、高度な教育を受けて、高い所得の職に就くということで、格差が固定されてしまうということが問題視されています。
全ての人に教育の公平な機会を提供するために、欧米ではこのファーストジェネレーションの比率を開示し、高めようとしています。
日本では東大が女性のみを対象に補助金を出すというニュースが何年か前にありましたが、これも首都圏に比べて比較的所得が低い地方在住者に機会を提供するためのものです。(女性のみということで議論はあると思いますが)
最近では東工大がファーストジェネレーションに対して奨学金枠を設置するなどして話題になりました。
実家にお金がないから泣く泣く進学をあきらめるというようなことがなくなればいいですね。
このブログでもそうしたことを発信していきたいと思います。