【読書録】生涯投資家vs生涯漫画家 世界で一番カンタンな投資とお金の話

2020年2月12日

こんにちは、ごんごんです。
今回は「世界で一番カンタンな投資とお金の話」という本についての読書録です。
作者は村上ファンド創設者の村上世彰氏と漫画家の西原恵理子さんです。

二人のざっくばらんな対談形式で話が進んでいくので非常に易しい内容になっています。
その中で印象に残った点を記載していきます。

投資とギャンブルは違う?

「株はギャンブルなんじゃないか?」という意見はよく聞かれます。
でも、株はギャンブルでなく投資だと村上氏は断言しています。
確率の分野で期待値という考え方があります。
ざっくりいうと平均と考えてもらえばいいですが、期待値がプラスになるならば投資をするべきです。
株で大負けしている人は10倍になる可能性を秘めたバクチ的な銘柄を狙っている人が多いからでしょう。
現在、世界経済の成長率は3%台半ばで推移しており、これに連動した投資信託などをすれば明らかに期待値はプラスになります。

村上氏は本書で下記のように言っています。
「1万円が100万円になる確率が2%なら僕はやる」
この場合、期待値は100万円×2%=2万円なので、やらないより1万円期待値が高いことになります。
これに乗らずに、期待値ではマイナスになる宝くじを買う方がギャンブルですね。

親子で株を買ってみた

西原氏と息子さんが一緒に株を買ってみたそうです。
息子さんはゲームとラーメンが好きで、スクエアエニックスと一風堂(力の源HD)を買ったそうで、選び方もかわいらしいですね。

株取引をはじめた息子さんから「株はみんなが負けると誰かが勝つの?」という簡単そうで難しい質問が飛び出します。
FXは取引の裏表があるので誰かが勝つと誰かが負けるゼロサムゲームですが、株は企業が成長する限り誰も負けません。(バブル的な意味ではありません)

また、村上氏が考える投資に向いているのは数字に強い人だそうです。
経済指標や人口などの基礎データを覚えていると、どこに何を投資するべきかわかるといいます。
人は興味があることならいつの間にか覚えてしまいますから、まずは興味を持つことが大事ですね。

投資をすれば世界が変わる

この章が一番興味深いと感じました。
西原氏の息子さんが投資を始めたことによって、ゲームばかりをしていたのが、ニュース番組を見るようになったとのことです。

子どもが興味を持った時に好奇心を引き出したり、わからないことに対して真摯に答えてあげたりするといいですね。
親子でお金についてみて考えるいい機会になると思いますし、個人的にはこういう話は小さいうちにしておくべきだと思います。

おわりに

SNSが普及してから、これまで人に話すことがはばかられたお金の話がしやすくなってきたと感じています。
一方で、ほとんど詐欺に近いような情報詐欺のような儲け話も後を絶ちません。
子どもが将来お金のことで困ることがないように、一緒に考える時間を取ることをおすすめします。