2021年度アクチュアリー試験の結果と振り返り

こんにちは、ごんごんです。

先週、2021年に受験したアクチュアリー試験の結果が返ってきたので報告と振り返りを行います。

2021年の受験科目

2021年は2科目の受験をしました。
一次試験は3科目合格済みなので、損保数理と年金数理の2科目です。

2科目合格すると準会員になれる、いわゆる「準会員チャレンジ」というわけです。

2020年試験の結果と振り返り

最初に結果を述べると、損保数理と年金数理の両方で合格し、準会員になりました
以下で科目ごとに記します。

損保数理(合格)

全体的にやや易化した年度だった印象を持ち、終了直後は70点ちょっとくらいの着地で合格したんではないかと思いました。

試験後にTwitterを見ていると、問題で「幾何分布」と明記してあった分布が教科書の定義と異なり、いわゆる「ファーストサクセス分布」であったことが発覚。
当然、平均などの特性値も異なるのでこの問題を全部落としてしまったようです。
問題の配点が6点なので、「試験後の70点ちょっとで合格」の想定に暗雲が立ち込め、合格発表までには五分五分という心持ちでした。
出題者はわざとこのような定義域にしたのだと思いますが、教科書と違う定義を持ち出すなら下線を引くなり、幾何分布と記載しないなりすべきではないでしょうか。
こんなしょうもないことで、もう1年受験する人がいると思うとやるせないですね。

2021年度アクチュアリー試験 損保数理 問題2-Ⅰ

損保数理の勉強記録は別に記載したいと思いますが、基本的には過去問を中心に9月頃から取り組みました。
(勉強自体は8月頃から本格的に始めていましたが、年金数理に重点を置いていたためです)

昨年度も損保数理は受験し、過去問は解いていたのですが4科目受験であまり深い理解ができていなかったので、今年は過去問を15年分×2周を通しで解き、2週目は2時間以内90点以上を目指しました
その上で間違った問題をリストアップし、解けるようになるまで繰り返し演習を重ねました。

最近は、過去の捨て問を焼き直す「捨て問リバイバル」状態が続いており、本番では捨てるレベルの問題まで手を伸ばすことを心がけました。
(ただし、H28年の最終問のテイラー展開のような問題は効率が悪い上に難しく、合否を分ける問題にはなり得ないと思い、捨てました)

過去問を中心に演習しましたが、損保数理は未出問題が毎年出ます
まだまだ出題されていない項目は多いため、教科書も読み直しが有効だと思います。

年金数理(合格)

年金数理は昨年度(2019年)も勉強していましたが、4科目まんべんなく勉強するのは難しいと思い10月頃に諦めていた科目です(2019年は試験だけ出席し、1時間で退出)。

今年は6月頃からだらだらと勉強を始め、8月頃からは平日2時間以上、休日は5時間程度を目標に勉強を進めてきました。
おそらく下記のようなスケジュールです。
・6~7月:ストラテジー1周
・8~9月:ストラテジー復習、教科書通読
・10月~:過去問15年分

演習を重ねると初見の年度でもたいてい合格点以上はとれるようになりましたが、H23年や2020年のような高難度・計算量膨大な年度もあるため、損保数理よりも年金数理に多めの時間を割いていました。

本番当日はかなりスタンダードな問題が出題されました。
証明(穴埋め)の大問3はファクラーとティーレが出題され、これまでに何度か過去問でも取り上げられてきた題材だったため、試験中に合格を確信しました。
1~2問怪しい問題がありましたが、ほとんど自信をもって回答
合格率もおそらくかなり高く、年金数理においてはビッグウェーブと呼べる年だったのではないでしょうか。

年金数理は合格発表まで全く不安もなく、無事に合格でした。

おわりに

無事に準会員になることができ、ようやく二次試験のスタートラインに立つことができました。
私は損保会社に勤務していますので、今年は損保1・2を受験する予定です。

今年もアク試がんばりましょう!!